『マイノリティ・リポート』に匹敵する面白さ。精神性ならスピルバーグより深い。 (塩田時敏/映画評論家)
映像は所詮記録に過ぎない。この作品は仮に美化されても記憶の尊さを教えてくれる。誰も生きる事の意味を持ち合わせてはいない? 佐藤智也は人類の最後の題材と向かい合っている。 (下山 天/『イノセントワールド』『弟切草』『マッスルヒート』監督)
佐藤智也の『イリヤ』は目を離すことができない存在だ。 (ヴィンチェンゾ・ナタリ/『CUBE』『NOTHING』監督)
『イリヤ』は美しく、メランコリックな映画でありポエムである。 思うに任せない死の妄想の境地と、今日若者がホラー映画に対して感じるものとは一線を画す恐怖と魅惑に巧みに切り込んでいる。 このような奥深い秀作を生んだ佐藤は、日本映画のニューウェーブにおいて最も興味深く、果敢な監督である。 (カリム・ハッサン/『大脳分裂』監督)
『イリヤ』では通常表現難いテーマが繊細に描写されている。 映像は美しく出演者も好演しており、この作品は日本映画の素晴らしい才能を示す何よりの証拠である。 (キャシー・ヨー/プチョン国際ファンタスティック映画祭プログラマー)
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